自己流アレンジで歌う

テクニック説明 練習曲
 例えば、聴いててあんまり面白くない曲だなあ、とか、自分には合わないなあとか思う曲でも、自分流にアレンジして歌えば、結構良い曲になったりします。ここでは、みのり流のアレンジ歌いを紹介します
 まずは、ラストツアー 〜Super Soul Version。
この曲、元曲は弾き語りでも出来そうなフォークっぽい曲ですが、そのまま歌うとちょっと平凡。そこで、カラオケのバックを上手く利用して、メリハリをつけて熱く歌うようにします。
 1番は、ギター演奏なので、ごく軽く、息を混ぜて、ハスキーっぽく、語るように語尾も切り気味で。サビに向かってちょっと音量を上げていって、1番のサビは60%くらいの盛り上がりで。
 そのままのテンションで2番に持っていきます・2番はちょっとフェイクを入れてメロディを多少変えられるとGood。またサビに向かって盛り上げます。この辺は、延ばす音をギリギリいっぱいまで延ばすのが効果的。2番サビで80%くらい行きましょう。
 その後の間奏はテンションを維持するためにも、「ウー」とか「イエー 」などのアドリブが欲しい所。間奏後、バックがまたギターのみになるので、それに合わせて音量を落とす。ただし、テンションは維持したまま。そしてラストは、100%で熱く歌います。決めの「約束の場所で〜」は入るタイミングをちょっと遅らして”ため”を作ります。そこでしっかりとブレスをして、「で〜」を息の続く限り延ばします。最後にアドリブを適当に決めて、完成!
ラストツアー〜約束の場所へ〜/Bluem of Youth
 次は、Heaven 〜ねっとりバージョン
この曲、ラテン調でかっこいいのですが、どうもボーカルがあっさりしすぎ。もっとくどく、ねっとりと絡み付くように歌ってみても
いい感じになります
ポイントは、「まるでヘブン」のとこのフレーズを、”ため”を入れて「まーるーでーヘブン」って感じで歌うこと。途中の「罰をください(Heaven)」のコーラスも自分でやっちゃえば、かなり濃くなります
ラスト「咲き乱れて〜」はメロディーを変えて、音程を落とさずに上げて入って延ばして終わる。かなり濃いHeavenが出来あがります。
Heaven/福山雅治